傘ラジオは小池・阿津研の卒研テーマではありません


時折質問されるのですが,傘ラジオは小池・阿津研の卒研テーマではありません. 低学年の専門導入や中学生・小学生の興味喚起のために卒業研究や授業とは別に行っている活動です.


本研究室の卒研生(5年)は,傘ラジオのイベントがあればその手伝いをしなければいけませんが,研究をしながらです.傘ラジオを立ち上げたときに手伝ってくれたのは5年生ですが,これも研究とは別にです.
傘ラジオの様々なデータは主に1〜3年の学生と集めたものです.

ちなみに本研究室の5年生には次のような分野から卒業研究のテーマを設定しています.

(1)ディジタル通信システムに関する教材開発

小池は教育機関に転職するまで家電メーカで携帯電話の開発に従事していました.その経験を生かし,携帯電話の回路を部分的に切り出し,ディジタル通信に関する実験教材に作り替えることを卒研テーマのひとつに設定し指導を行っています.
平成14〜15年度に卒研で製作したπ/4シフトDQPSK変復調装置を用いた誤り率測定系は,汎用部品を使いながらもPHSの信号規格に準拠しており,専攻科の「電気電子工学特別実験」で実際に使用しています.

(2)生活アメニティセンシングのための多元センサ技術

多種多様なセンサの情報をショケ積分によって情報融合し,生活アメニティに関する情報を間接測定しようというものです. 平成8年度から10年度にかけてNEDOの独創的技術研究開発促進事業として採択された長岡技術科学大学と清水建設株式会社の共同研究テーマである「生活アメニティのための知的計測・分析技術の研究」(プロジェクトID:96F019)をベースにしたものです.(当時,小池はこの研究チームに所属していました.)

(3)連接符号における軟判定繰り返し復号

小池は教育機関に移ってから自らの研究テーマを誤り訂正分野に変更しました.具体的には,非ガウス雑音通信路上でのターボTCMの軟判定繰り返し復号(ターボ復号)や誤り率上界計算法,最適符号探索等の研究を行ってきました.しかし,この内容で高専の卒研を指導するのは難しいので,卒研では,符号を垂直水平パリティ検査符号に絞り,軟判定繰り返し復号器の装置化を行うという,幾らか実践的なテーマを与えています.平成18年度はPICマイコン上に9×9の垂直水平パリティ検査符号(81,64)の軟判定繰り返し復号アルゴリズムを実装しました.非力なマイコン間の通信にもターボ復号を適用できることが証明できたと考えています.




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